2017.10.21地獄絵ワンダーランド 近くの西本願寺施設の図書館コーナーの絵本

まきさんと行った。ノートも参照

 

「インドで生まれた六道輪廻(りんね)の他界観のなかで最悪所である地獄は、日本に入り平安期、比叡山の高僧・源信(942~1017年)の「往生要集」によって世に広まり、貴族たちはその悲惨な光景を地獄草紙などにリアルに描かせた。だから、平安期から鎌倉期の地獄絵は苦しみを克明に描いた冷徹さが見どころだ。

 

 鎌倉期には中国から輸入された十王図で死者の審判をする閻魔(えんま)など十王の仕組みがもたらされた。本来、冥界(めいかい)を司(つかさど)るインドの閻魔天が中国に入って道教の思想と交わることで生まれたのが十王。それは滋賀・新知恩院の六道絵の地獄絵に描かれた裁判官たちが、中国の役人の衣装であることからもうかがえる。

 

16世紀に入ると、日本独自の地獄の表現が登場する。山岳信仰に基づいたものや、女性信者に特化したものなどだ。忌むべき地獄が日本人の精神性と結びつき、多様な造形として生まれるのもこの時代である。」

 

 

 

 

 

帰りに和紙展示会に惹かれて入った本願寺施設。

奥に子供連れ用図書コーナーがあってそこの絵本が面白い者ばかりだった。

正信偈」の意味を綺麗なイラストにした絵本。

琵琶法師の「平家物語」の絵本。

「しんらんさま」「れんにょさま」「おしゃかさま」など仏教系ならではの絵本。

「おしいれのぼうけん」など自分が子供の頃に読んだ絵本。

「MOE」の2007年代くらいのバックナンバー。

まきさんと一時間くらいあそこで過ごしても飽きなかった。

またぜひ行きたい。